債務整理に関する情報の収集
家を売却しても多額の借金が残ることが分かりましたので、次は債務整理の情報を収集することにしました。
まず、書店に行き数冊の本を購入し熟読しました。
実際に私が購入した本は現時点では内容が古くなっていますので記載しませんが、法律や裁判所、金融機関の対応等も年々変わっていますので、できるだけ最新の情報を取集することをお勧めします。
特に、裁判所の対応は地方によっても違うようです。
ただ、現在 書店やAmazonで探してみると、最近はこの手の本があまり出版されていないようです。
参考までに、現在購入可能な本を何冊かピックアップしてみました。
・自己破産と借金整理を考えたら読む本
借金整理の4つの方法、自己破産、任意整理、個人民事再生、特定調停のメリット、デメリットが理解しやすく書かれています。
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・これならわかる 入門図解 任意売却と債務整理のしくみと手続き
住宅ローン破綻の際、競売と任意売却の違いとそれそれの対策が解説されています。
お勧めの1冊ですが、現在AmazonにはKindle版しかないようです。
楽天ブックスなら紙版もあるようです。
・借金完全整理 自己破産マニュアル
弁護士に依頼しなくても自分で自己破産の手続きができるように書かれています。
比較的最近に改定版として出版されています。
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現状の把握 残債の確認と家の評価額
住宅ローンの支払いが困難になった為、まずしたのが現状の把握です。
私の場合、住宅金融公庫(現住宅金融支援機構)とその他2社 計3つの金融機関から35年ローンで借りていました。
家を購入後、十年少々たっていましたが、調べてみると元金は思ったより減っていませんでした。
住宅ローンの種類にもよりますが、心配な方は一度きちんと調べてみることをお勧めします。
次に、家を売却した際の売却額ですが、購入時の半額程度でしか売れそうにありません。
従って、家を売却しても1,500万円~2,000万円の借金が残りそうです。
ということで、家の売却+債務整理という道筋が見えてきました。
そもそも、これ以上無理してローンを支払う価値なしということです。
(これ、後程書きますが、相談した弁護士さんからも言われました)
私が住宅ローン破綻した原因
まずは、私が住宅ローン破綻をした経緯を説明します。
と言うのも、原因によって対応策が変わってくるからです。
住宅購入時は、私は大企業に勤務しており、さらに妻も働いていました。
子供はいません。
従って、世帯収入はそれなりにありました。
その後、離婚し、さらに大企業を退職し、知人が経営する中小企業の取締役になりました。
数年は、大企業に勤務時と同程度の収入があったのですが、その後ある理由により急速に経営が悪化し、収入も激減しました。
会社の経営が上向く可能性が非常に低い為、転職活動をしたのですが、中小企業からの転職は容易ではありません。
さらに、取締役という肩書もじゃまになりました。
そんな訳で、住宅ローンの支払いが困難になった次第です。